【売約済】 VPWG／モーツァルト:セレナード第10番&第12番

モーツァルト
①セレナード 第10番 変ロ長調 「グラン・パルティータ」 K.361（370a）
②セレナード 第12番 ハ短調 「ナハトムジーク」 K.388（384a）

ウィーン・フィルハーモニー木管グループ
録音：1953年①、1949年②

ハンス・カメシュ（オーボエ）①②
カール・スウォボダ（オーボエ）①②
レオポルト・ウラッハ（クラリネット）①②
フランツ・バルトシェック（クラリネット）①②
アルフレート・ボスコフスキー（バセット・ホルン）①
ヴィリー・クラウス（バセットホルン）①
ゴットフリート・フォン・フライベルク（ホルン）①②
レオポルト・カインツ（ホルン）①②
ヨーゼフ・ラックナー（ホルン）①
オットー・ニッチュ（ホルン）①
カール・エールベルガー（ファゴット）①②
ルドルフ・ハインツ（ファゴット）①②
カミロ・エールベルガー（コントラファゴット）①

往年のウィーン・フィルの木管楽器奏者たちで結成されたウィーン・フィルハーモニー木管グループによる優美で奥行きの深い珠玉の一枚。薫り高きモーツァルトです。モーツァルトのセレナード第10番、12番を収録。名門ウィーン・フィルの音楽家たちが、アンサンブルで違った魅力を披露し、モーツァルトの音楽を優美に奏でます。

モーツァルトは、管楽器が主役のセレナードやディヴェルティメントの名曲を多く残しています。その頂点にあるのが「グラン・パルティータ」です。演奏するのは、ウィーン・フィルハーモニー木管グループ。その一員としてウラッハの名があります。リーダーであるウラッハは、要所要所で、クラリネットで甘い旋律を奏でてくれます。映画「アマデウス」で、地位も名誉もある宮廷楽長のサリエリが、音楽の才能においてだけはモーツァルトに敵わず、そのモーツァルトの天才を説明するのに、この曲について語る場面があります。第3楽章のアダージョは、モーツァルトの作品の中でもひときわ優美でしなやかな魅力が香りますが、神が舞い降りてくるかのようなそのメロディをサリエリが思い浮かべるシーンはとても感動的でした。あのシーンを見たら、誰もが《グラン・パルティータ》を聴きたくなること請け合いです。第3楽章だけでなく、第5楽章などもとても魅力的です。

国内盤、帯無し、盤面傷無し

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